境界の彼方 3 KAエスマ文庫
←写真はアマゾンさんから
ついに読み終えてしまいました。もっと続いてほしいところですが、おそらく今後続きが出ることはないでしょう。もう長いこと続きが出ていませんから。
あらすじにも書いている通り、文芸部は美月主導で妖夢討伐に2度繰り出すのですが、結構無茶なことをします。なんでそこまで無茶なことをするのだろうと疑問を持っていたのですが、最後まで読んで、やっと美月がなぜ無茶をしていたのか理由がわかりました。
また、「一人を助けるのか、顔も知らない百人を助けるのか」という問題に対して、異界師としての答えと個人の答えのギャップに悩む美月、未来の心情が手に取るようにわかりました。このシリーズは読み手に考えさせるような問題を提示することが多いですね。
最後まで読みましたが、文芸部のノリと掛け合いが好きで、ダレることなく最後まで楽しめました。ここで終わりなんて不愉快です!(未来のマネ)