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境界の彼方 2 KAエスマ文庫 

境界の彼方 2 KAエスマ文庫

f:id:pachinkoyameruze:20180606152532j:plain←写真はアマゾンさんから

昨日に引き続き、境界の彼方の続きを読んでみました。まとめて読まないと舞台背景忘れそうなので。回収されている伏線に気づいてないかも(笑)

 

質問です。あなたが絶望の淵にいる友人を見つけたとき、自分に災いが降り掛かってこようと進んで助ける覚悟はありますか?

 

多くの人の答えはNoではないでしょうか。まあ、フィクションの世界に住んでいるならともかく、現実世界においては多くの場合Noではないでしょうか。自分も、そのような友人は片手で数えるほどしかいません。

 

この巻を読んで最も印象的だったのは、登場人物たちの過去です。とくにこの巻からでてくる舞耶の過去には複雑な事情があり、推理しながら読んでいて大変面白かったです。(最初、冒頭に出てくる人物をてっきり優斗だと思っていました。)

 

ただ最後に弥勒が秋人に助けられる流れが、なんとも言い難い後味の悪さを残していますね。秋人人が良すぎるでしょう。自分を利用した相手を助けるとは…。まあ結局助けるのが自然なのかもしれませんが。特にこういう作品の場合、死者が出にくいというのがあるかもしれません。

 

アニメではこの巻までの内容しか放送されていないので、続きが楽しみです。

 

それではまた。